第266号一覧

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HOBIA会長 冨田房男 

 

会員の皆様におかれましては平安な新年を迎えられたこととお慶び申し上げます。これからの1年、そして、その先のために十分に英気を養われたことと拝察申し上げます。

さて、昨年(2008)を表す言葉として「変」が選ばれたことを考えるとなかなか心穏やかでないのであります。確かに、2008年は、オイルを例にとっても大幅な価格高騰そして年末には急激な下落という波の激しい年でありました。まさしく、あらゆるものが乱高下した「変=へん」な年でした。また、米国の経済危機は、これまでに例を見ない大「変」なものであることは知られているところです。この「変」は、自由経済と雖も規制が必要であることを示したとも言えるもので、「自由=勝手ではないことが示されたと思います。

翻って、科学の世界でもさまざまのことが倫理的問題を含め、ある規制の中で行われるべきことは当然のことと思われます。ここで、私は、我々のように「科学」・「技術」を主な担当としているものには、自然「科学」に基本をおいた考え方をとり、客観的に物事を眺め、十分な理解をして進むことが最重要基盤であると改めて肝に銘じているところです。つまり、「科学」とは、反証されうる仮説のみが科学的な仮説であり、そのような仮説で組み立てられた体系である。」と説いたSir Karl Poppperの言葉が、「的を射た」ものであると考えます。常に、検証に曝され、フィードバックされて、はじめて仮説が定説になるのであります。重要なことは、このようなプロセスが踏まれてきたかどうかで物事の判断を下すべきと考えます。このことは、社会「科学」でも同じであると思います。単なる「好き嫌いの感情論」では、解決はできないことがたくさんあるのです。

このような視点に立つと、バイオの世紀といわれる21世紀がスタートして既に9年目。20世紀の生物科学の成果を生かさなければならない中にあって、現在の日本、そして北海道は、どこに立ち位置を見出しているのか、全く情けない思いが致します。「BSE」・「組換え作物と食品」などなど、バイオに関連したものへの一般の理解は、遅々としています。特に、北海道は、退歩していると思うほどです。我々の努力が足りないのも事実ですが、行政、政策立案者にも、一考を要する時期にあると思います。

北海道は、バイオを基盤にしていること、いわゆる、一次産業が主体であることは誰もが知っていながら、さっぱり、対策が実行されていないのであります。20年も前に打ち上げた「北海道バイオアイランド」構想は、どこへ消えてしまったのか。2008年の経験に学び、これからは、「化石燃料依存社会」から「再生産可能な炭水化物、即ちバイオ依存社会」にパラダイムシフトすべきであり、北海道こそそれが出来るところなのです。

私は、今年こそHOBIAは、「変」ではなく「変わる」・「変える」ときと考えています。そのためには、もう時間がない。遠い未来も見なければならないが、直ぐ先を見る必要があります。具体的には、研究部会、即ち「食と健康」、「環境」の両部会を実際に動かすことが大切と考えます。それには、組織改革も考える必要があるでしょう。119日には、日韓バイオマス・バイオエネルギーシンポジウムを開きます。これを初めとして、様々な具体的な動きを皆様とともに考え、実行して行きたいと考えています。繰り返しますが、今年は、2008年の「変=へん」を、変えましょう。

皆様のご健勝とご健闘を祈念申し上げるとともに、HOBIAの活動を共に進めるようにご協力・ご支援をお願い申し上げます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

全国バイオ産業ネットワークフォーラムが、JBAの支援の元、NPO法人近畿バイオインダストリー振興会議の主催で、平成201117日(月)に大阪科学技術センターの中ホールで開催された。参加者は全国各地から68名も集まり、非常に貴重な情報交換の場となっていたので、サマリー発表の部の様子を講演順にお知らせする。

平成20年度バイオインダストリー振興団体全道会議を次の通り開催しますのでご案内申し上げます。また、全道会議終了後、直ちに同じ場所で、地域バイオ育成推進実行委員会を開催します。

各団体におかれましては、予め、日程のご調整をお願いいたします。

開催日時:平成21年3月6日(金)13:00~17:00

開催場所:北海道経済産業局 6階第3会議室

会議進行予定:

1、バイオインダストリー振興団体全道会議

2、地域バイオ育成推進実行委員会

・開催日時:平成21224() 14:30~17:00 

・開催場所:北海道大学水産学部大会議室

 

プログラム

テーマ:「進化する食品品質管理技術」

14:3014:40   HOBIA挨拶
14:4015:10  

「食品衛生微生物の迅速細菌検査法の開発」
 (財)函館地域産業振興財団 

北海道立工業技術センター 研究開発部   バイオテクノロジー科

 研究員  大坪雅史 氏
15:1015:40

       「食用コンブ類の種・産地判別技術の開発」
(財)函館地域産業振興財団 

       北海道立工業技術センター研究開発部 食品技術科 

          研究員  清水健志 氏

 

15:4015:50    休憩

 

15:5016:50

         「新技術の食品への適用と安全性の確保」
  北海道大学大学院 水産科学研究院 安全管理生命科学分野 

           教授  一色賢司 氏

16:5017:00

総合討論

18:3020:00

  意見交換会を予定しております。会場等の詳細は別途掲載します。

 

申込要領: 217()までに、本ページをプリントアウトしてFaxで送信下さい。

FAX 011-706-1331

「地域バイオ育成推進講座in函館」(平成21年2月24日)」申し込み用紙

 

氏  名

所  属  等

連絡先

 

 

Tel

e-mail

 

 

Tel

e-mail

 

HOBIA事務局スタッフは、西原さんが昨年12月に退職され、本年15日より、新たに、岡川奈美子さんが勤務されています。

岡川さんは、毎日、10:00~15:00の間、執務しています。これまで会員の皆様には、事務局不在がちで、ご不便をお掛けしました。

なお、竹川事務局長は、可能な限り在席の予定です。


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